【漫画】徒然草188段 最優先すべき目的は?
徒然草188段の話。
こうして見れば、何とも愚かな男だと思ってしまいますが、でも自分に引き当てて、考えてみましょう。
しなきゃいけないことがあるのに、ついつい目先のことに流されてしまう自分がいないか、と。
吉田兼好は、ここで指摘しています。
「愚かなのは、この男だけではない。大きな目標を立てても、『まだまだ生きていられる』とのんびり構え、目の前のことに心を奪われている者ばかりだ。 これでは、何一つ成し遂げられないだろう。」
今日1日のことだけではなく、人生という広い視野で考えても、とても大切な教訓を教えてくれていますよね。
(マンガは『歴史人物に学ぶ 大人になるまでに身につけたい大切な心』第2巻より)